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泣こうが喚こうが死なない限り明日はやって来る。もう引き返せない、遠いあの日――そんな≪無頼派≫な劇場へようそこ。


プロフィール

ブライアン

  • Author:ブライアン
  • 年齢:33歳
    性別:男
    身長:171cm 体重:63kg
    住所:神戸市
    職業:製造・物流
    主義:捲土重来を期す。
    映画:「東映実録やくざ」
    漫画:「ゴルゴ13」
    音楽:「矢沢永吉」
    一言:お前は防弾チョッキでも着て、じ~っとしとれば良かたい。



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TVドラマ「西部警察」を語る
9月に入って2週目が終わろうとしていますね。最近ちょっとずつ暑さがひいてきて、秋の気配が感じられるようになってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さてさて、いきなり今回のお題ですが、皆さんは『西部警察』というドラマをご存じでしょうか。最近、この「西部警察」が静かな再ブームになっている気がします。ファンの人たちにとっては毎秒ブームなわけですが、私自身もかれこれ15年来のファンであります。(「西部警察」についての詳しい概要についてはこちら)⇒西部警察シリーズ

静かな再ブーム到来というのも、今年2013年、石原プロモーションが設立50周年を迎え、それを記念して昨年2012年には、石原プロ制作のドラマが続々と初DVD化しており、「西部警察」シリーズも満を持して登場というわけです。DVD以外にも「西部警察レジェンド・ブック」という当時の撮影風景や裏話、刑事たちのキャラクター、登場した銃火器などを紹介した雑誌も発売しております。
ドラマ「西部警察」は1979年(昭和54年)10月~1984年(昭和59年)10月の丸5年間に渡り放送され、その話数は全236話にのぼります。毎回ド派手なカーアクションや、爆発炎上、銃撃戦は当たり前、約45分の放送枠の中でいったい何人撃たれて死ぬんや!というほど犯人や刑事たちは銃を乱射しまくります。
そんな荒唐無稽なストーリですから、さぞ撮影も大変だったと思います。230話以上の話数を誇る「西部警察」ですが、その中でも、今見てもその過激さは度を越し、衝撃的な印象を残した問題回を紹介したいと思います。

「西部警察PARTⅠ」より第5話 「爆殺5秒前」 

■白昼堂々、女子大生二人が二人組の男が乗った車に拉致誘拐される。男らは場末の廃映画館に女子大生を監禁し、覚せい剤を注射して昏睡させる。そして警察に犯行声明を出すために、西部署に電話をかけた。
「誘拐したよ。おんな二人、誘拐したった。人質返して欲しかったら、森田を釈放せえや」
西部署には大門圭介(渡哲也)を団長とする大門軍団の刑事たちが控えている。
男からの電話を受けて、「冗談やめろよ、誰だ森田って。」とはぐらかす大門だったが、電話の男はさらに続ける。「ダチやダチ。お友だちや。お前らがパクッた死刑囚の森田や。今朝の新聞に載っとったやろ。人質返して欲しかったら森田釈放せえや」と、一方的に電話を切った。
犯人の言う「森田の釈放」とは、かつて大門たちが元暴力団で連続婦女暴行殺人容疑で逮捕した男の名前だった。森田は今朝の朝刊で死刑判決が出たと報じられたばかりであり、さすがに大門たちは動揺を隠せない。
大門たちは男からの異様な要求にイタズラでないことを確信し、すぐさま捜査を開始した。東京都内で捜索届けが出されていないか調べに当たった。大門はまず電話してきた関西なまりの男が森田の仲間にいたか確認を取るため、死刑囚の身となった森田が収容されている拘置所にじかに面会しにいった。
拘置所の取調室に森田が入ってきたとたん、「だぁいもぉぉおおん~~~ッ、ぶっ殺してやるううぅぅう~!!!」と、とんでもなく剃りこみハゲで眉毛無しの絵に描いたような悪人面の死刑囚・森田が大門に飛びかかってきた。大門に殴り飛ばされて悔しすぎる森田だが、どうやら彼の仲間に関西弁の人間はいないらしい。腑に落ちない大門のところに、捜査中の刑事たちから新たな情報が入った。森田にはアル中で入院中のオヤジがいて、誰彼構わず我が息子を逮捕した西部署の大門の恨み言を漏らしている。その病院に出入りしていたクリーニング屋の真下健二(小林稔侍)という男が関西弁を使うとのことで、真下は森田の父親の恨み言に目を着け、死刑囚・森田の名を利用し、本件の脅迫電話をかけてきたのではないかということだ。

捜査が進む中、関西弁の男から西部署に電話が入った。人質の一人を返すというのだ。指定された時間と場所に大門軍団の刑事たちが急行してみると、公園の噴水前に一台の車が停められており、車中には手足をロープで拘束された女性がいた。女性がなんとか自力で車外へ出れたと思ったら、なんと彼女の体に巻き付けられた時限爆弾が大爆発。見るも無残、女性は即死し、そのとんでもない惨状を目の当たりにしてしまった大門たちは、怒りとやるせなさを募らせるばかりだ。
そしてまたも関西弁の男から電話が入った。そう、男は真下健二だ。
「公園のザマ見たか。ワイら本気やっちゅうことがよう分かったやろ。森田釈放せえや。」
しかし、本件が森田の名を利用しているに過ぎないことを大門に見抜かれた真下は、ついに本当の要求を告げる。
「5千万用意せえ。それを森田に持たせて駅前の公園に来い。変なマネしたら、また人質ブッ飛ばしたるぞ」

事の重大さを考慮しても、捜査のためとはいえ死刑囚を一時的に獄外に出すというのは警察庁のお偉いさんが了承するはずがない。そこで西部署の刑事たちを牽引する捜査一課・課長である木暮謙三(石原裕次郎)は有印公文書偽造という形をとって死刑囚釈放の許可書を大門に託す。木暮課長の太っ腹すぎる男気に驚いた大門だが、森田の身柄は必ず守らなければならない。駅前ロータリーの売店前に5千万円入りバッグを持たせた森田が犯人たちからの電話を待つ中、目立たぬよう、西部署の刑事たちが張り込んでいる。そこへ売店の電話から森田宛てに連絡が入る。
「お前は黙ってりゃ死刑だ。イチかバチか、逃げれるか賭けてみろ。前方に停まっている車に飛び乗れ」 まさかの犯人からの指示に戸惑う森田だったが、電話の主である真下の共犯の男が仕掛けた爆弾が付近で爆発し、そのスキに車めがけて全力疾走!
しかし、車のドアは開かず、乗っていた真下に5千万入りバッグだけ奪われて車はそのまま急発進、逃走した。大門に足を撃たれた森田は暴れ回り精一杯の抵抗を試みるが、大門に殴り飛ばされて、張り込んでいた刑事たちに取り押さえられてしまう。「うぐぅわぁぁあ~~…!!」と悲痛な叫びをあげるも、残念無念。一瞬見えかけたシャバの光がシャットアウト。あわれ森田、犯人と捜査に利用されただけで、無事に死刑囚として拘置所に出戻りとなった。
爆弾を仕掛けた犯人も用心の無さのせいで、あっさり逮捕されてしまう。犯人は爆発物取締法違反の前科がある男だった。西部署の取調室に連行され、本件について追及されるもなかなか口を割らない。人質の安否を憂慮する大門は共犯の男に大門怒りの鉄拳をこれでもかとお見舞いする。顔中血まみれになり、たまらず共犯はゲロする。

一方、5千万を奪って逃走中の真下。追跡する刑事たち。真下はアジトにもどって覚せい剤注射を打ちまくって意識朦朧としている人質の女子大生を車に押し込んで、依然逃走を開始。彼女の体には午後3時にセットされた時限爆弾がまきつけられていた。爆弾付きの人質をとって逃走することが、もしものときの布石だったのだ。
 元々金だけが目当てだった真下は空港目指して一直線。検問をブッ飛ばすも、西部署のハーレー・ダビッドソン刑事・巽総太郎(舘ひろし)に発見され、工事現場に逃げ込む。爆弾を巻きつけた人質を放置した真下は単独で逃げようとするが、巽刑事に追い詰められる。巽刑事の腰の入ってないヘナチョコ・パンチを食らってもヘラヘラと笑うばかりで人質の居場所を明かさない。そればかりか殴り返す余裕もあり、ヤケクソ気味に「知るかいボケェッ!そんなもん地獄に連れてったるわ!!」と悪態をつく始末。そこに到着した大門が真下に怒りの鉄拳をお見舞い。腰の入った重くて早いパンチが真下にビシビシ決まる。
たまらず「カンニンして~・・・言うから堪忍したって・・・!」と人質の居場所を白状する。
大門がビルの最上階の足場にいる人質を発見。時計を見ると午後2時58分。午後3時にセットされた爆弾では、ここから助けに行くには時間が無い!そこで巽刑事の肩を借りてスナイパーライフルで人質の体からぶら下がった爆弾のロープを狙撃。見事爆弾を撃ち落とすことに成功する。
真下は大門のパンチを何発も浴びてぐったりしている。さらに自分のしでかした事に対する処罰は9分9厘≪死刑≫しかないだろう。
実際の現行法で照らし合わせてみれば一目瞭然。
殺人・殺人未遂・人質略取誘拐・爆発物取締法違反・銃刀法違反・覚せい剤取締法違反など。
その行く末に精神が崩壊したのか、虚ろな目で大の字で倒れているところを、駆けつけた刑事たちに抱き起こされて逮捕される。


大門たちの犯人逮捕の朗報に、木暮課長は有印公文書偽造までして捜査に協力したことが報われて、ホッと一息。
これにて一件落着!



って、いやいやいや!とんでもなくブッ飛んだお話でたよ!?

■批評
もう、「爆殺5秒前」というタイトルからして、著しく放送倫理にかけますよね(笑) 昭和のテレビはまだ規制緩和というか自由な映像表現ができていたのだと思います。実際、昭和40年代~60年代にかけて社会で起こった犯罪事件も今と比べるとかなり過激で血なまぐさい犯行が多かったようですからね。日本赤軍などの過激派による企業爆破テロや、人質誘拐殺人、銃器による銀行強盗事件などが頻発していた時代なので、それをドラマに投影しているのは想像に難くないです。まあそんな社会の犯罪情勢を背負った刑事ドラマ「西部警察」ですが、あくまでエンターテインメントとしてのストーリーであり、観る側すれば面白ければ良いのであって、多少ブッ飛んだ内容であっても、そこはそこ。ラスト15分で大門軍団の熱血刑事たちが、犯人たちを容赦なく射殺または制圧することで、我々視聴者は手を叩いて熱狂し、大門軍団の荒ぶる雄姿に魅了されるわけでありますから。

てなわけで、良かったらどうぞ⇒「西部警察」第5話・爆殺5秒前

西部署の刑事たち

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テーマ:刑事ドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ


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